回想法は、
アメリカの精神科医ロバート・バトラーによって
提唱された心理療法。
カウンセリングとは異なり、
自分の人生の中で幼少期から青年期にかけての
思い出を話すことにより
脳を活性化し、気持ちを安定させ
自尊感情の向上に効果があるといわれています。
(実際に懐かしいことを思い出しながら話をしているときには
高齢者の脳の血流がアップしているという実験結果もあり、
これを繰り返すことが、脳の活性化に役に立つのではないかと
言われています)
高齢者介護施設などでは
回想法は
認知症予防、改善、QOL(生活の質)向上のための
非薬物療法(薬に頼らない療法)として効果を上げています。
回想法には
「パーソナル回想法」(リーダーと1:1でお話を伺います)と
「グループ回想法」(リーダーと参加者5、6人のグループでの会話形式)が
あります。
近年では多くの地域で
トレーニングを受けた市民による
「グループ回想法」による回想法サロンが開催され
地域の高齢者の方々の楽しいおしゃべりの場として
にぎわっています。
私たちROKUMARUは、
多摩地域で、
地域包括支援センター、博物館、
コミュニティ施設などとの協働により
お茶やスイーツとともに楽しい時間を
過ごせる回想法サロンを
「思い出トークカフェ」と名付けて開催しています。
開催予定はこちら